技術・人文知識・国際業務ビザが不許可になる理由とは?/よくあるケースと対策を解説
これまでの記事では、「技術・人文知識・国際業務ビザ」の概要、条件、必要書類について説明しました。今回は、実際の申請で不許可(ビザが下りない)になる主な理由について解説します。
ビザ申請では、条件を満たしているつもりでも、不許可となるケースは少なくありません。事前にポイントを理解することが重要です。
専攻と仕事内容の関連性がない
最も多い不許可理由の一つです。
例えば:
・経済学部卒 → 貿易会社の営業 → ✔
・文学部卒 → 通訳 → ✔
一方で:
・経済学部卒 → ITエンジニア → ✖(関連性が弱い)
👉 学歴と仕事内容の「つながり」が重要です。
仕事内容が曖昧
入管は「具体的な業務内容」を重視します。
不許可になりやすい例:
・「会社の業務全般を担当」
・「営業や事務など」
👉 業務内容は具体的に書く必要があります。
※実務上の重要ポイント
入管は、申請された業務内容が実際に行われるかどうかも確認します。
そのため、会社の事業内容と業務内容が一致していること、具体的な業務フローが説明できることが重要です。
単純労働と判断される
このビザは専門職向けのため、単純労働は認められません。
不許可例:
・飲食店のホールスタッフ
・工場のライン作業
👉 「専門性」が重要です。
給与が低すぎる
給与は日本人と同等以上が必要です。
例えば:
・同職種の日本人:25万円
・外国人:18万円 → ✖
👉 不自然に低い給与はリスクです。
会社の信用性が低い
会社側にも審査があります。
不許可リスク:
・設立したばかりで実績がない
・赤字が続いている
・事業内容が不明確
👉 会社の安定性も重要です。
書類の不備・不足
基本的なミスですが、実務では多いです。
・卒業証明書がない
・履歴書が不十分
・会社資料が不足
👉 書類の質が審査に直結します。
中国人申請でよくある注意点
・学歴と職種のミスマッチ
・職歴証明が不十分
・翻訳の質が低い
👉 特に「学歴の関連性」は厳しく見られます。
まとめ
不許可になる主な理由は以下です:
・学歴と仕事内容の不一致
・業務内容が曖昧
・単純労働
・給与が低い
・会社の信用性
・書類不備
これらを事前に確認することで、不許可リスクを大きく下げることができます。
当事務所では中国語での相談にも対応しています。ビザ申請でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。