配偶者ビザの審査で見られるポイントとは?入管が確認していることを解説
「必要書類は全部そろえたのに、本当に許可されるでしょうか?」
配偶者ビザのご相談では、このようなご質問をいただくことがあります。
実際には、提出書類がそろっているだけで許可が決まるわけではありません。出入国在留管理庁では、提出された書類をもとに、ご夫婦の状況を総合的に審査しています。
今回は、配偶者ビザの審査で特に重視されるポイントをご紹介します。
婚姻が実態のあるものか
最も重要なのは、婚姻が法律上だけでなく、実際に夫婦として生活しているかという点です。
例えば、交際から結婚までの経緯、同居の状況、夫婦の写真、日頃の連絡状況なども総合的に確認されます。
年齢差や交際期間だけで判断されることはありませんが、事情によっては追加資料の提出を求められることがあります。
日本で安定した生活を送れるか
日本で継続して生活できるかどうかも重要な審査項目です。
- 安定した収入があるか
- 住居が確保されているか
- 税金などの公的義務を適切に履行しているか
収入額だけではなく、ご夫婦全体として安定した生活を送れるかが総合的に判断されます。
提出書類に矛盾がないか
質問書や申請書、戸籍謄本などの内容に食い違いがあると、審査に時間がかかったり、追加資料を求められたりすることがあります。
特に、交際開始時期や結婚までの経緯などは、書類全体で内容が一致していることが大切です。
過去の在留状況
これまでの在留状況も確認されます。
資格外活動違反や長期間のオーバーステイなどがあった場合は、その経緯について説明を求められることがあります。
一方で、事情を正確に説明し、現在は適切に在留していることが確認できれば、それだけで直ちに不許可になるわけではありません。
まとめ
配偶者ビザの審査は、一つの項目だけで判断されるものではありません。
婚姻の実態、生活基盤、提出書類の整合性などを総合的に確認した上で、許可・不許可が判断されます。
「必要書類はそろえたから大丈夫」と考えるのではなく、ご自身の状況を適切に伝えることも大切です。
※審査基準や必要書類は変更される場合があります。申請前には、出入国在留管理庁の最新情報をご確認ください。