留学ビザで転校できる?必要な届出と手続きを解説

「留学ビザのまま別の学校へ転校できますか?」

日本で留学している外国人が、進路変更や学校との相性などを理由に転校を考えることがあります。

留学中の転校は可能ですが、学校を変えるだけで手続きが終わるわけではありません。

留学の在留資格を持つ中長期在留者は、所属する教育機関が変わった場合、入管への届出が必要です。

この記事では、留学ビザで転校する場合の条件、必要な届出、14日以内の手続き、転校後に注意したいポイントを解説します。


留学ビザで転校できる?

留学の在留資格を持つ外国人でも、一定の条件のもとで転校することができます。

ただし、転校先も留学の在留資格で教育を受けることができる教育機関である必要があります。

学校を変更したからといって、在留資格そのものが自動的に変更されるわけではありません。

一方で、所属機関が変わったことについては、入管への届出が必要になります。


転校したら入管への届出が必要?

はい。留学の在留資格を持つ中長期在留者が転校した場合、所属機関に関する届出が必要です。

転校前の教育機関から離脱したことと、転校後の教育機関へ移籍したことを届け出ます。

出入国在留管理庁は、所属機関の変更があった日から14日以内の届出を案内しています。

転校の手続きが終わったら、入管への届出も忘れないようにしましょう。


転校の届出はいつまで?

所属機関に関する届出は、原則として事由が生じた日から14日以内です。

転校の場合は、以前の学校から離脱したことと、新しい学校へ移籍したことが届出の対象になります。

14日を過ぎてしまった場合でも、届出が不要になるわけではありません。

未届であることが分かった場合は、速やかに届け出ることが出入国在留管理庁から案内されています。


転校すると在留資格は変わる?

同じ「留学」の在留資格で教育を受ける場合、転校だけを理由に在留資格が別の資格へ変わるわけではありません。

ただし、転校後も実際に教育を受ける活動を継続していることが重要です。

転校先が留学の在留資格に適合する教育機関かどうかも確認しましょう。

転校をきっかけに就職するなど、活動内容そのものが変わる場合は、別の在留資格への変更が必要になる可能性があります。


日本語学校から大学へ転校できる?

日本語学校で学んだ後、大学や専門学校などへ進学することは可能です。

ただし、一般的な意味での「転校」と「進学」は手続き上の扱いが異なる場合があります。

以前の教育機関を離れ、新しい教育機関へ進学する場合も、所属機関に関する届出の対象になります。

進学後の学校が決まったら、在留期限や在留資格の状況も確認しましょう。


大学から専門学校へ転校できる?

大学から専門学校へ変更することも可能です。

ただし、なぜ学校を変更するのか、転校後にどのような教育を受けるのかを整理しておくことが重要です。

特に、これまでの専攻と転校後の学習内容が大きく異なる場合は、今後の在留状況についても注意しましょう。

在留期間更新の際には、現在の学習状況や出席状況などが確認されることがあります。


転校先を決める前に確認すること

転校を考えたら、まず新しい学校について確認しましょう。

  • 留学の在留資格で教育を受けられる学校か
  • 入学条件を満たしているか
  • 学費を支払えるか
  • 卒業までの期間
  • 現在の在留期限
  • これまでの出席状況
  • 転校後の学習内容

学校を決めてから在留資格について考えるのではなく、早い段階で確認することが大切です。


転校を繰り返す場合は注意

転校そのものが直ちに問題になるわけではありません。

ただし、短期間に何度も学校を変更している場合は、これまでの学習状況や今後の計画について説明が必要になることがあります。

特に在留期間更新の時期が近い場合は、転校の理由や学習計画を整理しておきましょう。

学校を変更するたびに、所属機関に関する届出も確認する必要があります。


転校後の出席率にも注意

転校した後も、留学の在留資格を維持するためには、適切に学習活動を続けることが重要です。

出席状況が悪い状態が続くと、在留期間更新などの審査で問題になる可能性があります。

転校したから過去の出席状況がなくなるわけではありません。

これまでの学校での学習状況と、転校後の状況を含めて、在留状況を適切に管理しましょう。


転校後に在留期限が来る場合

転校と在留期間更新の時期が重なる場合は、特に注意が必要です。

転校先での在学状況を証明する書類など、更新申請に必要な資料を確認しましょう。

在留期限が近い場合は、転校手続きだけを優先せず、在留資格の手続きについても早めに確認することが重要です。

学校と入管の両方の手続きを整理しておくと安心です。


まとめ|留学ビザの転校は届出を忘れない

留学ビザを持つ外国人は、一定の条件のもとで別の学校へ転校できます。

ただし、所属する教育機関が変わった場合は、入管への届出が必要です。

転校の場合は、原則として事由が生じた日から14日以内に所属機関に関する届出を行います。

また、転校先が留学の在留資格に適合する教育機関かどうかも確認しましょう。

転校後の出席状況や在留期限も重要です。

転校を決めたら、学校の手続きと入管への届出を別々に整理して、忘れずに対応しましょう。


2026年8月時点の最新情報

2026年8月時点

出入国在留管理庁によると、「留学」の在留資格を持つ中長期在留者が転校した場合、転校前の教育機関からの離脱と、転校後の教育機関への移籍について、所属機関に関する届出が必要です。

届出は、原則として事由が生じた日から14日以内に行います。

届出はインターネットによる電子届出システムを利用することもできます。

転校を予定している方は、学校側の手続きだけでなく、入管への届出も確認してください。

出入国在留管理庁「所属機関に関する届出」


よくある質問(FAQ)

Q1.留学ビザで転校できますか?

はい。転校先で引き続き留学の在留資格に該当する教育を受ける場合、転校することができます。

Q2.転校したら入管への届出が必要ですか?

はい。留学の在留資格を持つ中長期在留者が転校した場合、所属機関に関する届出が必要です。

Q3.転校の届出はいつまでですか?

原則として、所属機関の変更が生じた日から14日以内です。

Q4.転校したら留学ビザを取り直す必要がありますか?

転校だけを理由として、直ちに在留資格認定証明書などを取り直すわけではありません。ただし、転校後の活動が留学に該当するか確認する必要があります。

Q5.転校を何回しても大丈夫ですか?

転校自体が直ちに禁止されているわけではありません。ただし、短期間に転校を繰り返す場合は、学習計画や在留状況について注意が必要です。


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